C3は、流された模様
お世話になっております。
昨日もお伝えした、C3に向かい消息不明となっている隊の続報が入りました。
C3周辺で大規模な雪崩跡があり、2名の隊員のものと見られるアイゼンやハーネスが雪面に確認できたとのことです。
2名は7/26夕方にC3に到着しておりますので、テント内にいる夜間に雪崩が発生したものと思われ、生存は絶望的です。
今シーズンのパキスタン国内の山では遭難が相次ぎ、この事故により8000m峰五座での犠牲者数は24名となりました。
当初の計画では、7/26には全ての隊がC3への前進を予定していたため、もし下山せず予定通りに進んでいた場合は30名以上のクライマーを巻き込んだ大惨事となり得た可能性もあります。
栃木隊を始め、各隊がC3に設置・デポしてあったテントや酸素等の装備も流されているようで、1次アタック撤退後に体勢を立て直しての再アタックも検討していましたが、実際は装備が流失していたことから活動の継続は不可能となっていたと思われます。
遭難した2名はニュージーランド人の山岳ガイドの父子で、今シーズンはブロードピークを登頂してからK2に転進し、無酸素での登頂を目指していました。
栃木隊とは入山前の宿泊地から交流があったため、我々もやるせない思いで一杯です。
心から2人の冥福をお祈りします。
K2栃木隊
昨日もお伝えした、C3に向かい消息不明となっている隊の続報が入りました。
C3周辺で大規模な雪崩跡があり、2名の隊員のものと見られるアイゼンやハーネスが雪面に確認できたとのことです。
2名は7/26夕方にC3に到着しておりますので、テント内にいる夜間に雪崩が発生したものと思われ、生存は絶望的です。
今シーズンのパキスタン国内の山では遭難が相次ぎ、この事故により8000m峰五座での犠牲者数は24名となりました。
当初の計画では、7/26には全ての隊がC3への前進を予定していたため、もし下山せず予定通りに進んでいた場合は30名以上のクライマーを巻き込んだ大惨事となり得た可能性もあります。
栃木隊を始め、各隊がC3に設置・デポしてあったテントや酸素等の装備も流されているようで、1次アタック撤退後に体勢を立て直しての再アタックも検討していましたが、実際は装備が流失していたことから活動の継続は不可能となっていたと思われます。
遭難した2名はニュージーランド人の山岳ガイドの父子で、今シーズンはブロードピークを登頂してからK2に転進し、無酸素での登頂を目指していました。
栃木隊とは入山前の宿泊地から交流があったため、我々もやるせない思いで一杯です。
心から2人の冥福をお祈りします。
K2栃木隊
by Tochigihimalaya
| 2013-07-29 18:43
| K2 (2013年)